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届かない自由

週明けスタートしましたね。

 

すでに、是空様がご指摘のように

LHB割り込みにより、

売り圧力が強まっているように見えます。

 

LHBの下には、上記LDBが待ち構えているので

いますぐに、崩壊する波形ではありませんが、

108.2xを割り込んできますと

即座に、106.5xが点灯しそうな感じではあります。

 

一定の調整の後、

再反転して、上昇でしょうか。

 

現時点では、

それが分かり易いかなあと思います。

現108.9x→108.5x→109.5x超

というのが、買い目線からの候補になりますが、

ただ、週足の正準値が108.2x付近で

ちょうどLDBが差し掛かる位置にありますので

いったん108.5x~6xで切り返す過程を見せても

週後半から、再度失速して

108.2x付近で引けることも視野に入れておく必要はありそうです。

 

なかなかに複雑ですね。

日足ベースでの108.5x

週足ベースでの108.2x

両方を満たすことを考えると

たとえば、

現108.9x→108.5x→108.7x→108.2x週引

とかでしょうか。

 

大きな材料がでなければ

その可能性はあると思います。

ポンド円などを見ると

今の位置から、再度反転して

139.7→140.2

などという形もあるのですが、

その場合には、ドル円もこの位置から、上昇に転ずることになりそうですが、

ただ、いずれは138割を引き起こすと思われますので

ドル円の今後を考えるうえでは

一つの観点になると思われます。

 

なるほど

ダウ先物も下げてきているので

目先は、要注意ということですね。

 

※翌0825

昨日は、投稿直後に

ポンド円が突発的に上げることになり

前記した

>139.7→140.2

があっさり示現してしまいました。

これにより、

ドル円の下落も停止したようですが、

先にポンド円をみていればわかることですので

特段の問題はないと思われます。

 

翌2200

ポンド円の上昇で、一時上げていましたが、

本日後半から下落傾向ですね。

ただ、下落については、週当初の予想に沿った展開ともいえます。

一昨日の上昇のために、上方にバリアが形成され

上値の重い展開だと思います。

とりあえずは、上昇の起点である108.6xを見るところでしょうか。

※翌0810

前記108.6xを示現しました。

流れとしては順当なところだと思います。

 

※翌0840

再び下落して108.2xを経て現108.4x

この108.2xは、前記したように週足からみると、

一つの解になるところですが、微妙に割り込んでいるようでもあるところ、

基本的には、戻りを待つ展開だと思いますが、

この108.2xを割り込んでくる場合には、

いわゆるつかれる展開になってしまうことが多いと思われます。

 

※2145

夕方にぜくーが上昇のサインを出したところで

上げてきていますね。

この先、再度、108.8xに入りますと

波形としては、やや強化され崩れづらい形でしょうか。

 

白山の戦い

109.4x達成しましたね。

 

そのようですね。

 

素晴らしいですわ。

実は、昨日、編集部の方から

109.4xはまだですか・・と催促されていたのですが、

 

随分と、気の早い方々ですわね。

 

週明けにアマテラス様が

>この先、多少の波乱があるにしても

>結果的には、109.4xを目指すものと思われます。

と示唆されていたところ

その後直ちに、109.2xまで上昇したのですが、

御父上が、

デビ家108.8xを指摘されたことにより

いったんは下げる流れとなり

それが、昨夕刻に、米中協議妥結の情報が流れたことで

再度の上昇に転じたようです。

 

それにしても、デビ家の用兵は

いつみても見苦しいですな・・

 

そうかしら。

このところ、意外に手堅いものを感じますが。

 

しかし、デビ家が、

前回と同じように、

上昇起点の108.7xを狙ってくることはありませんかな。

 

あら、ユミルは

意外にデビ家のことを高く評価していたのですね。

 

 

1000年国債を発行せよ

こんにちわ

元気かな。

今日は、日本の将来について語っておこうと思う。

というのも、

編集部が出した最近の動画に

というのがあるが、

俺は、N国党については、いまのところ特に興味もないのでここでは言わない。

ただ、気になったのは、その後半部分にある

「日本はこの先10数年間繁栄する」

のくだりである。

最近は、多くの専門家も、評論家でも

あるいは、一般人でも、

「日本の将来は暗い」

ということが一つの定説になっている。

 リベラル・ライフ(liberal life)
日本の将来は確実に暗い理由。
http://taiki01.com/123456-7-1176897
  参考記事 2019年から日本国は衰退へ。海外メディアも一斉に警告「少子高齢化という時限爆弾」: …
 zakzak
ホリエモン「お前が終わっている」発言に見る、日本経済が「本当に終わっている」理由
https://www.zakzak.co.jp/eco/news/191030/ecn1910300008-n1.html
自身の安月給を嘆き、「日本は終わっている」と主張したネットの書き込みに対して、ホリエモンが「お前が終わっているんだよ」と辛辣に批判したことがちょっとした話題とな…

 

彼らの主張の多くは、

「少子化による労働力の減少」

「高齢化による社会保障費の増大」

この2点に集約されている。

これらについては、

俺も、その通りだと思うし、

そのような懸念があることは否定しない。

しかし、これらにも増して、

大きなリスク要因になっているものは

自らはまったく努力する気が無い人が、

自分の無能さを隠すために、

「日本の将来は暗い」

「日本は終わっている」

「日本は詰んでいる」

などと、騙くらかそうとしていることだ。

たとえば、身近なFXトレードを例にすれば、

自分のトレードを振り返ることをせずに

「FXなんかではどうせ勝てないよ」≡「日本はどうせ終わっている」

というような一般原理の下に

自らの無能と怠惰を隠ぺいしてしまう便法になる。

最近よく見かける

自己責任に対する拒絶反応も

似たような思想に基づくと考えられるが

俺の考えるところは

自由と責任は表裏一体であるということだ。

だから

「責任を問われない」というのであれば、

「自由もまた無い」

ということになる。

この話題については、また別の時に進めようと思うが、

いつの場合にも、見解の相違というものは

当然存在するものであるからして

そのことについては、言うまでもないことなのである。

 

さて、カズオ・ラキ氏によれば

おそらく多くの人がそう思わない

「この先10数年間において、日本の将来は明るい」

を主張しているという件になるが、

俺としても

さすがに、何もしないで手をこまねいていては

良い結果はもたらさないことは明らかであると思う。

では、どのようにしたら

日本の将来を明るくできるのか

という話になるのだろう。

さきほどあげた課題点は

「少子化による労働力の減少」

「高齢化による社会保障費の増大」

の二つであり

それぞれに解決策というのがあるのであるが、

少子化への対策としては

現在、政府が進めている

少子化対策=男女共同参画

というやり方は、根本的にというか、180度方向が間違っているもので、

すくなくとも、現政府が進める

男女共同参画推進は、少子化を防止するどころか

むしろ、少子化を促進する政策になっている。

実は、この問題こそ、自己責任を抑制すべき課題であり

自己責任を抑制するとは、

すなわち、個人の自由を抑制すべきなのである。

まあ、極論すれば、

政府が、誰と誰と結婚するかをすべて決めてしまえばいいことになる。

ただ、俺自身もそのような極端な政策を薦めているわけではない。

これはただ、自由と責任が表裏一体であるという

理念的側面を、あえて見えやすい形で示したに過ぎない。

といったところで

少子化対策の具体については、長くなるので

別の機会に譲り、

ここでは、

「高齢化による社会保障費の増大」

についてのみ、対策を示すことにする。

 

現在の国の歳出は、だいたい1年に100兆円くらいで

その1/3が社会保障費になっている。

それは、年間30兆円だけで、社会保障がすべて賄えるわけでなく

実際の給付費のトータルは120兆円くらいということだろうか。

この先、いったいいくら金が不足するのか

という点に関していえば、

などを見た感じでは、

団塊の世代がフルに年金生活者となる、この先、20~30年で考えると

年間30~40兆円位みておけばいいんじゃないかと思う。

だから、その不足分を消費税で賄おうなんて

土台が無理な話である。

消費税の税収総額は20兆を切る程度であるから、

もしも、消費税だけで穴埋めしようとすれば、

税率は30%程度は必要になるだろう。

しかし、それをやれば、景気は失速し

株価が下落する。株価が下落すれば、年金の運転も倒産状態になるので、この選択肢は採れない。

というところで、

多くの評論家は、残念なことにここで思考停止状態に陥ってしまう。

この手の人たちは、おそらく

株やFXをやっても、同様なのだろう。

 

じゃどうすればいいのか。

俺が総理大臣なら

さっさと、超長期国債である「1000年国債」を大量発行するね。

これで何も問題はない。

財政の裏付け無く、赤字国債を発行したら、大変なことになる

という奴らがいるが

俺の見たところ、そんな話には決してならない。

考えてもみろ、

もともと、貨幣は紙幣ではなく、

ゴールドであり、その後に、ゴールドと交換できる兌換紙幣となった。

じゃ、ゴールドのどこに

貨幣としての特質が備わっているのだろうか。

金は、物理的には79番目の元素でしかない。

それに価値があると思っているのは

ただ単に、人々の心かそう思っているからだけに過ぎない。

昨今の暗号通貨ブームも、その点にフォーカスしたものであろう。

そして、

財政の裏付け無く、赤字国債を発行したら

ハイパーインフレーションになると騒ぐ人たちがいる。

たしかに、

日々の生活に困るような多くの人たちに

多額の金を配りでもしたら、需要が一気に増えて、インフレになる。

だから、極貧国で、政府が紙幣を刷りまくると

たいていが、ハイパーインフレになる。

しかし、

今回の場合、社会保障の実態は年金や医療であり

これは、いままで生活していた人が、現役時代の6割くらいのスケールでの生活を持続させるためのもの。

突然に需要が増えるわけではない。

ここが肝心なポイントになる。

つまり、年金を配るために、赤字国債を発行していも、インフレにはならない。なぜなら、年金によって、人々は、現役時代よりも、かなり劣る生活を維持できるだけであり、日本国内の総需要が増えるわけではないのだから。

ということで、老人のための年金支給のための、赤字国債であれば、いくら発行しても問題ないのである。

ただ、その年金額が本人の現役時代よりも、大きかったり、あるいは、日本の人口が増加に転じた場合には、需要増によりインフレを招く心配があるが、現在は、その逆が問題になっているわけだから、特段の心配が、ないのである。

もしも、今、ただちに、人口が増加に転じたとしても、労働人口と非労働人口の比率が安定状態に落ち着くまでに、最低でも20~30年はかかるのである。

仮に、団塊の世代の年休受給が収束するまで

あと30年かかるとすれば、

その間は、超長期国債、1000年国債を発行することになる。

発行額の総額は、1000兆円くらいになると思うが。

1000年で償還するわけだから、年間返済額1兆円のローンであり

ローンの審査は簡単にパスすることができる。楽勝である。

少し歳出を抑えれば、

1000年ではなく、100年国債でもいけるだろう。

仮に、借金が10倍多くて、1京円でも、

年間返済額10兆円でこれもなんとかなるでしょう。

この1000年国債の主な買い手は日銀になると思うが、

買い手が日銀の場合には、無利息にするという法律を作っておけば良いことである。

 

償還期限1000年というのは、

ローンの期間が長すぎるという批判もあるかもしれないが、

普通のサラリーマンでも

住宅ローンは35年である。

サラリーマンの勤続は35年くらいであろうから、

勤続年数=ローン期間

は妥当なところなのである。

国家の場合は、日本の歴史はすでに2000年あるといわれているのから

あと、1000年くらいは続くと考えても特に問題はなかろう。

ということで、社会保障費の不足分は

消費税ではなく

1000年国債によってローンで賄うのが正解なのである。

 

今回、話したように

少なくとも、

老人に支払う年金が足りなくて

日本が終わってしまうことはない。

ただ、今回のこの方法は、

若い人に金をばらまくという目的で、使ってしまった場合には

需要の純増をもたらすことになるから

単なるモラルハザードを生ずるリスクだけでなく

結果的に、ハイパーインフレーションをもたらすリスクを生ずることに留意する必要がある。

あくまでも、その人の若い時代の経済行為によって、

社会に創出された需要に見合う額の年金を支払うのであれば

総需要の押上にはつながらないので問題なしということである。

また、年金額が、その人の現役時代の実績ベースで算出されるものであれば

モラルハザードを生じさせる危険を伴わない。

だからといって、この政策が

若い世代に対して、好影響がないのかと訊かれれば

そんなことはない。

日本の年金が破綻することなく継続することへの

信頼と保証が得られること。

ここが重要なポイントである。

少なくとも、老後に対して、過度なまでの心配をしなくても良い

という意味においては

若い世代の心理的な負担を軽減し

人生を計画的に進められる面で、経済的にも波及効果は絶大なのである。

 

以上の点については、

そろそろ政府も気が付くはずのところであり

今後は、世界的に超長期国債の発行が一つのトレンドになるであろうことは間違いのないところである。

 

伏竜鳳雛

是空さん、凄いですわね。

すっかりファンになりました。

 

雇用統計直後の動きについて

108.2xまで切り返したところで、

107.9xを予想⇒これを示現

その直後に、再度反転して

108.1xを予想⇒これを示現

でしたね。

 

その107.9xへの下げの時には

デビ家がいち早く参戦していました。

 

なんとデビ家が

虎の威を借る狐めが・・

 

そもそも、一週間前の時点において、

元帥院に

>>要は最低でも108.2xを通過した後でないと、一過性の上げはともかくとして、本格上昇はやりずらい形だと思う。

と発言され、結果的には、109.2xまで上げるまさに一過性の上げがあったこと、そしてその後に急落して

上記、108.2xを示現したこと。

さらに、下落が始まった初期の段階で

先週時点での下落の目途が108.0付近であることを示唆されたこと。

そして、実際にこの108.0も示現したところで

週末の雇用統計をめぐる動きに突入しています。

 

私なんか

108.0が示唆された時に

まさか、そんなに下がるのかなあと思っていました。

 

だから、そんな重要な情報をリークしてはいけませんな。

デビ家に察知されるではないか。

 

あら、デビ家ともあろう名家が

新参者の私たちを相手になんかするのかしら。

もしそうなら

むしろ嬉しいことじゃいかしら。

 

※5日 1830

その後の経過になりますが、

>一番単純な解は108.2x→109なのでしょうが、

>タイムスケールがかなり違うので

>最初に109にタッチしてから、下落して再上昇するなども可能で>しょうか。

としたところ、109への到達と、その後の108への下落は

実現済みであり、

結果的に、そこから再上昇する過程になり

現108.9x

ということで、かなり順調な展開になっています。

この先、多少の波乱があるにしても

結果的には、109.4xを目指すものと思われます。

 

※翌1205

前記予想に沿った展開により、

ISM指標で109.2xまで上げたようです。

その後、若干調整していますが、

これは、お父上の今朝の発言にあります

>デビ家が108.8xに照準を合わせてきている

による影響かもしれません。

 

※翌0815

前記、108.8xを示現しました。

本日は、株式市場の動きをみることになりましょうか。

※1235

ソフトバンクも大荒れにならず、株価は維持していますが、ただ、雰囲気はかなり劣化していると思います。

ドル円は、現108.6xと順当なところですが、

このまま材料的に厳しい状況がつつきますと

ひとまずは、108.4x

さらには、窓を埋めていない、108.2xなど

下値候補に不足はありません。

ユーロ円、現120.2xに対して、119.6x

ポンド円、現139.5xに対して、138.2x or 137.0xなど

思いつくところですが、どうなりますかね。

 

 

「デジタル人民元」で中国は世界のビッグブラザーになりません。

さてと、

今日は、手短にしようと思うが、

この2つの記事について、ちょっと感想を述べておこうと思う。

まあ、端的にいってしまえば、二つとも一緒なんだが。

 

最初の記事は

「デジタル人民元」で中国は世界のビッグブラザーになる?

というタイトルで、最後に、クエッションがついているからには

著者の自信のなさが浮かび上がっているが、

俺的には、

中国が、「デジタル人民元」を発行したところで

世界のビッグブラザーになるかどうかとはあまり関係ないと思う。

米ドルが対抗したいのであれば、

単純に、「デジタル米ドル」を出せばよいだけのことだから。

この人は、他の記事で

「アメリカが経済戦争の最強武器を捨てようとしている『愚かな事態』」で、「リブラ潰しで1番喜んだのは中国だろう」と述べた。

これまためちゃくちゃ的外れだと思うが、この件は、また別の時に書くかもしれない。

さて、元の記事に戻り

かなり意味不明な記事だと思うところであるが、

第3章というまとめの部分で、「世界のビッグブラザーに」以降のパートは

完全に支離滅裂で意味が分からない。

 

この人の主張の第一を、書かれている通りに引用すると

「中央銀行が発行する仮想通貨の場合には、アドレスと本人の結びつけを厳密に確認することになるだろう。」

という点にある。

それは特に問題ではないだろう、単純に仮想通貨の利用を義務付けなければ良いだけのことだ。

発行すること自体が悪であるとするのであれば、現状のビットコインも悪ということになる。

著者の主張では、

「西側諸国では、この問題があるために、中央銀行の仮想通貨を導入することができない。影響が大きすぎるからだ。」

とあるが、それは問題点の一側面にすぎず、問題点の本質ではない。「影響が大きさすぎる」事由は他の点にある。この人にとって、通貨というのは単なる決済手段でしかないように見えるが、それだけではないことを見落としていないだろうか。その点について、多くの「仮想通貨」信者の方が忘れていることが多いことなのであるが、ここでは割愛する。

 

この人の主張の第二点は

「しかし、中国の場合には、これがさほど深刻な問題とは考えられていない。」

ということであり、要するに、中国は、国家統制の下では、そもそもプライバーの観念が無く、アドレスと本人の結びつけを厳密に確認することを是とする国であるから、デジタル人民元を発行することが可能であるとしている。

ここで一つ付け加えておくとすれば、この人の記事では、VHSとβの古い話が記載されているが、そもそも通貨というのものは商品ではないので、自由貿易の対象外であることを忘れてはいけない。

だからこそ、日本国内では、最強国家の通貨である米ドルではなく、日本円の流通が認められているのではないか。

ともかく、この人の主張では、中国が発行する暗号通貨は、プロファイリングされてしまう懸念があるとしている。

「仮想通貨を利用する全ての人々が、国籍を問わずプロファイリングの対象になりうるからだ。」

と記載しているが、それを分かっていていったい誰が使うというのかという点については、以下のように示されている。

「世界には、ベネズエラなど、激しいインフレのために経済が破綻しかかっている国がある。これらの国の国民にとっては、デジタル人民元のほうが遥かに安定した価値保存手段になる。」

と著者がいうからには、先進国では、デジタル人民元では役不足であることを認めているようにも見える。

 

結局この著者の言いたいことは、「中央銀行が発行する暗号通貨の場合には、マネーロンダリングを防止する観点から、プライバシーの保護は難しい。ただし、中国には、そもそもプライバシー保護という観点は欠落しているので、プライバシーの保護機能のない暗号通貨を発行できてしまう。」ということなのだと思う。

しかし、この点について、米国が対抗手段を採りたいのであれば、単純に中国と同じタイプのデジタル米ドルを発行すれば済むだけである。先進国の国民は、プライバシーが保護されていないデジタル米ドルを用いることはないが、同時に、中国が発行するデジタル人民元も用いないので競争的には問題なしである。

結局、プライバシー保護機能のないこれらの通貨を使うのは、自国の通貨は信用できないような国の人たちだけということになるだろう。その人たちが、デジタル米ドルを選ぶか、デジタル人民元を選ぶかという次元の話であり、この戦いの帰趨は、デジタル人民元の発行そのものとは何ら関係が無い。

 

専門家といっても、

所詮は、この程度のものなのかもしれない。

ということで2つ目の記事の件に行く前に終了します。