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戦場のモラトリアム

今週は、今まで以上に大漁でしたわね。

 

まあ、たまたまといいますか

久しぶりに大きな動きがあったことで

調子に乗り過ぎたかもしれません。

 

今のところ、四天王の方々が予測した114あたりで

折り返した形になっていますが。

 

そうですわね。

すこし思い返してみますと、こちらの記事

 

9月22日の段階で、過去の週足・日足チャートとの整合性を徹底的に調査していますが、その結果

>9月高値が114

>半年後の安値が103

>ということですね。

という結論に至っています。

この時点で、112.5xでしたが、その翌朝の追記で

>翌0745

>前記した112.80を示現して現112.70付近です。

>この先は、112.3xまで下げるのが基本だと思います。

となっており、上下どちらに向かうのかということになりましたが。

結果をみますと、

最初に前段の大局予想に従って、114台まで上昇し

その後、下落に転じて、後段の局所的予測値である112.3xを示現したとみることができると思います。

 

あら、結局はどちらも達成するものなのですね。

 

こうして振り返ってみますと

不思議なことに、

なるほどそういうことなのかと思わせるものはありますわね。

 

ここから、目先の動きはどうでしょうか。

 

まず、最近の為替がほぼ株式に従属している状況からして

株式のチャートを確認する必要がありそうですわね。

 

こちらが日経平均の日足になりますが。

 

ぱっと見た感じでは、22K割ですかね。

ただ、このチャートだけで、21.5K割とまでは言えないと思います。

 

となりますと、為替は↓ですかね。

 

いえ、防衛隊が頑張るから↑先行ではないかしら。

22.5K→23.5K→22K割

というラインが思い浮かびます。

 

となりますと、週明けは上げ先行で113辺りに向かうということになりますか。

 

上海総合もさすがに多少の戻りはあると思いますので

その間はモラトリアムということで

すぐに再急落はしない

となりますと、ここ数日の下げでドル円も売建玉が急増しているところでもあり

しばらくは、下げづらい展開を考えることができると思います。

 

※週明 1835

111.6x買で様子を見ていますが、

逆に割り込んで来たら、売に転進しようかと思います。

 

※2215

111.6x買→112.1x利確

指標前にいったん利確しましたが、

ここからはどちらに向かいますかね。

 

翌0750

しばらく上げが継続でしょうか。

ただ、その後は112.0xへの下げが来ると思います。

 

※2155

あまり動きがありませんので、

幕僚会議からのデータを掲載しておきますね。

 

 

※翌0755

>しばらく上げが継続でしょうか。

>ただ、その後は112.0xへの下げが来ると思います。

こちらについては、112.4xまで上昇の後

下落して前記112.0xを示現

その後再上昇して現112.6xとなっていますね。

 

 

 

テクニカル・シンドローム20181012

幕僚会議基礎データ 未検査

EUR/USD ↓ 予1.154

こちらは典型的なパターンなのでもう少し早く掲載したかったですね。

USD/JPY ↓ 予111.6x

 

豪ドル円↑ 予80.5x超

加ドル円↑ 予87.3x

どこまでも透明に近い作為

今週末は、ぜくーが113.8x付近で膠着すると指摘したような感じで

結局、113.7x付近で引けましたね。

ただ、

この週足だと、アレなんじゃないでしょうか。

 

そうですね。

他の要因を無視して

過去のデータとの整合性だけを見た感じでは、

この先、大上げということになりそうです。

一番近似するのが、2015年1月の波形[TYPE 1501]で

その場合、これから半年くらいの間に

現値を割ることなく

121円付近の高値をつけることになります。

 

まあ、120円はもともとない話ではないので

可能性としてはあるかもしれませんわね。

ただ、個人的には

まだタイタニックオーメンの流れが消えてはいないと思っていますけど・・

 

目先の動きはいかがですか。

 

現状を見た感じですと

為替はほぼ完全に株式の奴隷のような動きになっていますわね。

その観点からは

週末にダウが急落していること

これは、金利上昇が株式に悪影響しているということもあり

いままでの金利上昇→ドル高→株高という図式に変調がかかってきているようです。

 

日足的には昨年夏のアバオアクーが思い出されませんか。

 

 

あれはどうみても作為的としかいえない不自然な波形でしたね。

形式美の極致といえるような人工的な形でした。

ただ、アバオアクーのときは、

仕手相場のように大きく上げてから

その後、その起点を割る込む程度に下げています。

その点は、今回も要注意かなと思っています。

 

週明け、日足は調整しそうにも見えますが・・

そうですよね。

でも、まだLDBを割り込んだわけでもないですし

時足を見た感じでは、高値更新付近まで再度上げてきそうだと思いますわ。

※現曜日 1935

今日は色々とあって

午後からほとんど自動モードになっていましたが

>113.8x買→114.0x利確

>その後、113.9x売

113.9x売→113.4x指値利確

順調な感じですかね。

 

※2205

再度113.3x売として、安値更新するか見極めていきます。

 

※翌0740

前記建玉

113.3x売→112.8x指値利確

 

※1030

113割れたところから、とりあえず買って様子をみます。

 

※翌0740

昨日は、高いところ114.4xありましたが、

50Δの利確には少し足りませんでした。

 

※11日 0750

昨夜急落したようです。

こうなることについては、元帥院の賢者の方々からも

散々にご指摘のあったことです。

すでにLDBも割れてしまっていますし。

これまでは利上げは好景気の証として好感されたきたようですが、

もともと株屋さんは利上げなんか嫌いですから

FRBを批判している大統領に加担したのでしょう。

 

※1625

日経は-915、ダウ先物は沈んだままですが、

絶対値で見れば、悲観するほど安くはありません。

ぜくーが指摘のように、上海総合が安値更新で壊滅的でしたね。

ドル円については

113付近までの戻りは理論的に可能だと思います。

ただ、本日中に大きく戻した場合には

日足的に不安定な波動になると思います。

 

※2305

少し戻してきていますが、

当面は112.8xあたりでしょうか。

すべてはダウ次第の展開のようですね。

 

※2325

いったん112.50付近から売としていますが、

下方向は、これまで候補は沢山あったように思います。

 

※翌0745

前記建玉

112.4x売→111.9x指値利確

ダウは-500でしたが、日経CMEは昨日と同水準を維持していますね。

 

※0920

ダウ続落に対して日経が耐えていますね。

為替はデイトレを寄せ付けないように完全水平飛行に入りましたが、久しぶりに防衛隊の本気が見れますかね。

もしこれで上海が少し戻すような展開になれば、

円安方向112.5xを超えてくる可能性もありそうです。

 

※1835

前記112.5xは示現していませんが、

そのすぐ近くまで上昇したようですね。

全体的には想定した流れになっています。

 

※2145

しばらく前に豪ドル円が上抜けしていませんか。→80.8x?

 

 

 

 

 

静けさの後に来るもの

先週も大きく上げて終わりましたね。

 

前回の予測されたところでは

>個人的には

>まずは日足ベースで上げを継続して

>例えば、 TYPE 1505波動で114付近まで上げて

>その後、週足ベースのTYPE 1005波動が発動するとなると

>少しオフセットがかかるので、

>底値は103付近で収まるかもしれませんわね。

ということでしたから、

この流れに沿った順調な展開ということができると思います。

 

大局的にそれで良いと思うのですが、

目先で言えば、

時足は112.8x付近まで調整しそうですし

逆に、日足は大きく上げそうなので、どうなるのでしょうかね。

週足を見た感じでは、

こちらの限定的なUWBの線上にあるようです。

 

先週末の上げについては、米長期金利が崩れたところでしたので、これは介入??による逆行高でしょうか。

確かに、四天王の方々は介入を示唆されていましたね。

そして、ドル円だけは長期金利の下落に反応せずに

上げ続けましたね。

ただ、私の場合、陽線(もしくは陰線)ばかりが連続する仕手性の波動には

近づかないことにしているので

しばらくは様子見かなと思っていますが、

ただ、これを仕掛けているのは、国内勢としか思えないところがありますね。

このあたりは、ぜくーの指摘するところの

金融正常化のための利上げ促進隊〔旧防衛隊〕

の働きによるものでしょうか。

 

「利上げ促進隊」ですか・・

まあ、確かにこんな高いところで介入〔防衛〕する必然性がありませんから

あるとすれば、何か別の狙いがあるのだと思います。

もしも、是空様の理論が正しければ

この先、しばらく円安に振れた後、

突如として、大きな円高が来ることになりますね。

そして、その流れだと、前記した予測とも一致することになりそうです。

 

まあ、促進隊の話が本当であれば

この先、前記したUWBなどの状況を見てドル円を買ってもいいかなと思っています。

ただ、今のところは

イタリアの件もあるようですので、

今少し、別の角度から豪ドル円辺りを買ってみようかなと

考えていますが・・

現82.1x⇒82.6x位まで上げませんかね。

 

最後に、米長期金利の今後についてですが、

いかがでしょうか。

 

下げるのではないかしら。

 

※2140

先日来の予想に書いた114を示現したようですね。

ということで、いったんキリ番付近から売として

AUD/JPYの方は買の両建にしています。

 

※翌1915

前記114.0xは何度か入りなおしましたが、

結局113.6x利確

豪ドルは、順調に上げてきていたのですが、あと一歩のところで力尽きたため利確できませんでした。

現在暫定的に113.6x買としていますが、さきほど利確したポイントまで落ちてきたら売に転換します。。

 

※2235

少し早いかなという感じもしますが、

113.8x売として両建てです。

さきほど反射した移動平均のところで、また止まりますかしら。

 

※翌2115

今日は立て込んでいてあまり見れていないのですが、

テクニカルなサインとしてはドル円↑のようですね。

ただ、この後ADPが控えています。

 

※翌0750

上記したドル円↑になったようで、現114.4x

ある意味において

分かりやすい展開になっているようです。

※2140

本日引で113.5x付近まで下げる可能性が生じていますね。

これは意外に大きな転換になるかもしれません。

114.1x売で様子をみていますが、

4時足の動きにより決まるような気がします。

 

※翌0740

前記建玉

114.1x売→113.6x指値利確

日足ベースで長めの陰線が出たのは久しぶりですね。

それでも、日足トレンドが崩れたわけではありません。

このところの為替はほぼ完ぺきなまでに

株式に連動した展開になっていますが、

金利上昇により、米国株が頭打ちということであれば

それに追随してきた日本株も似たような展開でしょうか。

この先は

114.5x抜買

113.6x割売

が基本方針かなと思います。

現時点では、下方向に安値更新するように見えます。

 

※1145

防衛隊が出撃するかもしれないませんので

113.8x買

 

※2150

指標のことを忘れていました。

まあ、なんとか

113.8x買→114.0x利確

その後、113.9x売

ただ、ここで大きく下げない場合には

再度、指標後の高値更新のラインがあるので、そのあたりは見ながら進みますか。

 

 

 

 

〔ドル円/為替〕115円を超える円安になっても大統領は何も言わないだろう

昨日は

〔ドル円/為替〕日銀の利上げはもうすぐそこ…27年ぶりの株高でゼロ金利継続なわけがない

 

について書いてみたが、

今日は、そもそも何故、日銀が利上げ〔ゼロ金利政策解除〕をしなくてはいけないかについて

考えてみようと思う。

利上げの理由なんて、知れたこと

それは、世間一般には

金融正常化のためということになっているのだが、

しかし、それは表向きのことではないかと俺は思う。

 

現在、世界を揺るがしている問題といえば

米中貿易戦争であるが、

その本質は、すくなくとも表面上は、米国の貿易赤字にある

米国大統領はことあるごとに、貿易不均衡の是正を叫んでいる。

一般的には、貿易不均衡の改善における安易な選択肢は、通貨安である。

だから、リーマンショック以降、

先進各国はこぞって金融緩和を行い、自国の通貨を安くしようと懸命だった。

通貨安競争とまで言われたほどだ。

米国とてそれは例外ではないのだから

トランプ大統領は、常に為替を意識してきただろう。

これまでも、

為替操作国の認定をめぐる発言や

円に関しても、何度か円安けん制発言をしてきたし

最近では、FRBによる利上げは好ましくないとまで発言している。

これらは、明らかに、すべてドル安誘導政策である。

 

ここでもし、俺が米国大統領だったら、

どうするだろう。

日本を為替操作国に認定する??

しないだろうね。

米国大統領である俺は、

たとえ、中国やロシアに勝てると思っても、日本には勝てると思えない。

前回の戦争でも、原子爆弾まで使わなくてはいけなくなってしまった、あの国はヤバすぎる。

負けるとまでは思わなくても

今のところ従順な日本を

わざわざ敵に回すようなことはできるだけしたくはない。

そんな中で、俺がするとしたら

日米会談の時に、安倍総理に、できるだけ早期に利上げをするように即するだろうね。

日本が利上げをすれば、

たとえ、経済の本質には鈍感でも

名目金利にだけは、やたら敏感なメディアが騒ぐから円高になるだろう。

ドルは基軸通貨であるが

その基軸通貨のドルが最強通貨の円に押されるということになれば

金融市場に与えるインパクトは大きい。

他通貨ペアに関しても、ドル安を誘発することになるはずだ。

 

そもそも何故日本は、いつまでもゼロ金利を解除しないのだろか。

それは、一般にはまだまだ景気が悪いからということになっている。

バブル期ほどに株が高いのに景気が悪い??

この疑問に対しては、企業は景気が良いが、庶民は景気が悪いのだと説明されている。

俺がこの説明を信じているわけじゃないが、

もしもこの説明が正しければ

企業に対しては、ゼロ金利を解除しても問題はないということだろう。

そして、庶民にとって、金利が高くて困るといえば

住宅ローンくらいのものだろうから、金利上昇分についてはローン減税を拡充すれば済むことになるわな。

むしろ、日本の家計の金融資産は2000兆円?くらいはあり

そのおよそ半分は預貯金であるから

金利が上げれば、庶民は嬉しいのではないかとさえ思う。

以上要するに

「企業は景気が良いが、庶民は景気が悪い」ことは

その真偽はともかくとして

ゼロ金利維持の理由としてはふさわしくないということだ。

 

俺は、日銀が利上げをできない真の理由は

ゼロ金利を解除したら、「銀行」が死ぬからだと思っている。

えっ、逆じゃなのか

金利は銀行の収益源だから、金利が上がることで銀行はハッピーなんじゃないか??

確かに、金利は銀行の収益源である、それは事実だ。

しかし、金利は銀行の損失源でもあり、そちらの方が深刻なのである。

こちらは控えめというか、虫のいい試算に過ぎないと思う。

何故かと言えば、現在の銀行に、庶民から集めた預金に対して利息を支払う能力がそもそもないからである。1000兆円の預貯金に1%の利息を支払ったら、年間10兆円。それほどに余った金が銀行の金庫にあるのだろうか。金利を上げれば、ただでさえ少ない借り手が減ってしまうので、収入が増える見込みなんてほとんどまったくないと思う。

こちらの記事では、日銀の金融政策のために日銀当座にお金を集めて金利を支払っていると書かれているが。俺の見るところ、真実は逆で、銀行を死なせないための人工呼吸器として、日銀当座預金に利息をつけてあげているのである。本来であれば、法定準備金以上の部分について利息をつける理由がない。当座預金は無利息が常識であることは言うまでもない。

 

日銀にしても、確かに将来の天下り先を失いたくはないにしても

いつまでもこのままで良いとは考えていないと思う。

安倍総理としてはどうだろう。

あの人は世界の中での日本の立場を重視する傾向があるから

日本だけが、空前の株高においても、利上げをせずに、通貨安政策を続けていると揶揄されることを是としないだろう。

トランプ大統領からの提案があれば、前向きに受け止めたと思う。

大統領が、一時的にでも円安にして、日本株を上げることを容認してくれるなら、その後は、株価がバブル時代の水準に回復したのだから、利上げは当然となる手筈である。

もしも二人の間に密約〔円安容認⇒ゼロ金利解除⇒円高〕があるすれば、

これまでは、113円とか115円の手前で、円安牽制発言があったものだが、

この先、115円を超える円安になっても大統領は何も言わないだろう。

たとえそういうツィートがあってもブラフなのだろう。

それどころか、金利差が大きく開くのは好ましくないと、暗に日本の利上げを催促してくるのではないかと思う。

 

国内のSNSなどでは、

米国が利上げしているので、円安だと平気で流れているが、

過去の事例を見る限りは、そんな単純な話ではない。

むしろ、強烈な円高になったことも多かったのである。

現行のFF金利2%前後は、アメリカのインフレ率2%前後を考えれば、実質的にはほとんどゼロ金利である。

2020年くらいには、FF金利は3%程度で落ち着くらしいが、

それまでに、日本がゼロ金利を解除すれば、どうなるだろうか。

景気最悪のリーマンショック直後(ゼロ金利)でも、日本の長期金利は1.5%はあったのである。

そのあたりを少し考えておく必要があるだろう。