是空 のすべての投稿

元帥院特任教督 アマテラス・ラキの養子

第一回院生試験実施要項

シキアミダさんから院生試験をやってくださいといわれたので、急きょ要項を定めました。こんな状況ではありますが、しかし、やるからには、しっかりやらなきゃね。ということで、ここは積極的なご参加をお待ちしております。

 

【院生試験実施の目的】

元帥院の設置目的である、登録メンバの交流、ならびに、技術の向上の一助となることを目的とします。

【応募資格】

元帥院登録ユーザーならどなたでもOK、これから登録されても間に合います。

【院生試験課題】

◎8月6日(月)~8月11日(土)の1週間のドル円の動きを、できるだけ正確に予測してください。以下の1.定性的予測, 2.定量的予測の2つに分けて記載ください。

1. 週の動きを定性的に述べてください。

例: 週明けは前週の雇用統計の流れを引き継いで堅調に推移するも、中国の景気減速懸念から上値が重く売られる展開に、週末は夏休みの前の手仕舞いからドルが売られる。

2. 週の動きを、初値・  高値・安値・ 終値の4値で定量的に述べてください。

例: 初値111.78 高値111.95 安値110.55 終値110.87

または

例:111.78→111.95→110.55→110.87

いずれかの記載法でお願いします。

★★解答例★★

週明けは前週の雇用統計の流れを引き継いで堅調に推移するも、中国の景気減速懸念から上値が重く売られる展開に、週末は夏休みの前の手仕舞いからドルが売られる。111.78→111.95→110.55→110.87

【提出方法・期日】

8月4日(土)23:59までに、元帥院タイムラインまたは、記事のコメントとして上記解答を投稿してください。

※別途ご案内の通り、回答期限は8月5日12:00に延期されました。

エントリーしたことは宣言しなくても、上記課題の条件を満たす投稿があれば、エントリーされたものとします。

【合否判定基準】

まずは、2.の定量的予測において、4値(初値、高値、安値、終値)すべてが±20Δ(20銭)以内であれば、合格とします。

※取引所によって値付が異なりますので、Yahoo!ファイナンスの値を基準値とさせていただきます。

※初値、終値の時刻(日本時間)は以下とさせていただきます。

初値 開始 月曜日 朝0900時(東京オープン)
終値 終了 土曜日 朝0600時(NY夏時間クローズ)

 

定量的予測が合格基準に達していない場合、1.の定性的予測を参照して、値動きの流れやイベントの発生などについて、結果との一致度を総合的に判定し、合格とする場合があります。例えば、「米中の交渉が決裂して急激な円高になる」との記載が定性的な予測に示されていて、実際にそのようなイベントが発生して円高が示現した場合において、定量的予測の予測精度が基準を満たしていなくても、合格にすることが妥当と考えます。

※この判定には、教督の主観的判断が含まれる場合があることをあらかじめご了解ください。

※相場が数円単位で大きく変動した場合には、必要予測精度±20Δを予告なく変更(拡大)する場合があります。

※シナリオは原則としてメインシナリオだけを評価の対象にします。複数のシナリオが描かれていて、どれがメインシナリオかの判別が困難な場合には、最初に書かれている方を評価の対象にします。

※高値と安値の示現する順序が指定されていた場合、定量的予測の評価には影響しませんが、定性的予測の評価に加味する場合があります。

※111.2xなどの表記の場合、算定値は中央値の111.25とします。

※111などの表記の場合、算定値はキリ番の111.00とします。

※予測は、予想、妄想、願望でもかまいません。結果との整合性のみを評価します。

※本試験は、競争試験ではありません。結果的に、全員が合格、あるいは全員が不合格の場合があります。

【表彰】

合格者には、「院生」の称号を付与し、別途表彰式を開催して教督より授与します。

【その他】

今週は、恒例の週引予想は中止いたします。

各位の成功を祈ります!!

 

大統領は「アメリカ$ファースト」とは言っていない

昨夜~今朝にかけては元帥院に勝利の報告が多かった。

おめでとう。

今日は、昨夜のニュースに関連したこの記事

 Yahoo!ファイナンス
東京為替見通し=ドル円、トランプ米大統領の「アメリカ$ファースト」否定で弱含...
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20180720-00000028-dzh-fx
19日のニューヨーク外国為替市場でのドル円は、7月米フィラデルフィア連銀製造業景気 - Yahoo!ファイナンス(トレーダーズ・ウェブ)

>>米中貿易戦争に対する為替市場の反応は、リスク回避のドル売りではなく、貿易相手国通貨(中国人民元、ユーロ、円、加ドル)売り・ドル買いという、有事のドル買い、すなわち、「アメリカ$ファースト」の様相を呈してきた。

言うも苦しいが、それは一部メディアと市場が勝手に

「アメリカファースト」=「アメリカ$ファースト」

と解釈して、印象操作してきただけのことじゃないか。

大統領は確かに、

「アメリカファースト」と言っているが

「アメリカ$ファースト」などとは言っていない。

>>トランプ氏は昨年に3回、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対しドルは「強過ぎる」との見解を示しており、ドル高に対する不満を表明したのは今回が初めてではない。

にもある通りだよ。

>>ホワイトハウスは20年余りにわたり、金融当局の独立性を尊重する立場から金融政策にコメントするのを避けてきたが、トランプ氏はこの伝統を破った。

これまでは避けてきたって、そりゃ誰だって、殺されるのは厭だからね。

そもそも、FRBの独立性の根拠はなんだ。

民主国家であれば、軍隊を見ていてもシビリアンコントロールが大原則であろう。

独立性がなければ、政府が好き勝手なことをしてしまうから??

では、その中央銀行が狂っていた場合の責任は誰が取るのだろう。

現実問題としては、FRBが個人の持ち物であることのクローキングに使われているだけだろう。

そう考えていくと、今回の大統領の発言は

ある方面の人たちからすれば、受け入れがたいものだろう。

現大統領といえば、かなりODDな人という捉えられ方が多いようだが、

やろうとしていることを見ていけば、過去のある大統領のイメージに近づく。

明らかに彼は真の強者と戦う姿勢を見せている。

それは、グローバリゼーションを陰から支配している人たちだろう。

政府紙幣を発行しようとした過去の大統領のような惨劇にならないことを望む。

 

金利差があってもドル高になるとは限らない理由〔未来創成学特論 第三講〕

今日は、みなさんに

ある習慣を身に着けるためのトレーニングを行おう。

最初に断わっておくが、

この記事は受講生向けに書いたもの。

そういった心構えもないのに、あれこれと非難するのはご遠慮していただこう。

 

さて

最近よくありがちな記事であるが、例えばこれ

 朝日新聞デジタル 
ドル112円、半年ぶり円安水準 米物価上昇も見込む:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL7D62Q1L7DULFA026.html
 12日の東京外国為替市場で一時、約半年ぶりの円安水準になる1ドル=112円41銭をつけた。米中の貿易摩擦が深刻化するとの見方から原油資源国や新興国の通貨が売られたほか、米国が中国製品に関税をかけるこ…

>米中の貿易摩擦が深刻化するとの見方から原油資源国や新興国の通貨が売られたほか、米国が中国製品に関税をかけることで物価が上昇するとの見方が広がり、ドル高になったとみられている。

前半も意味が不明瞭だが、後半の

「物価高」→「ドル高」

がこの俺にはまったく理解不能である。

物価が高くなったら、買えるものは少なくなる。

貨幣の力の源泉は、たとえば1ドルでどれだけ買えるかだから

物価が高くなったら、ドル安じゃないのか??

この記事の著者は、本物など見つかることの少ないこのご時世において、まさに本当のミステリー作家といえる。

関税による物価高は、完全にコストインフレであるから

景気実体が良くなるわけじゃない

一部産業は助かるかもしれないが、たとえばそれを部品に使っている他の産業、そして消費者は打撃を受けることになる

だから、関税による金利の上昇も見込めない。

となると、物価が高くなった分だけ、通貨の価値は目減りすると考えるのが妥当ではないのか

これは関税が通貨高をもたらすものではなく、逆に通貨安をもたらさざるを得ないことを意味する。

著者が何故、通貨高を主張するのか

私には思いつくような根拠が見られない

 

もう一つ、この記事の後半部にある記述についても

注意を喚起しておきたい。

>>「日米の金利差もあり、結局はドルを保有していた方がよいと考える投資家が多いのかもしれない」

金利の高い通貨を保有することが有利か???

まあ、短期的には有利なこともあるが

長期的に為替変動リスクがあることはご承知のとおりである。

一般的にいえば

高金利通貨が、高金利である理由としては

景気が良いからであろう

つまり、インフレである

逆に言えば、インフレを抑えるために、高金利にしているとも言える

インフレということは、前記したように、時間と共に物価が高くなり、貨幣の価値が減耗することを示している。

だからその側面からは通貨安となる。

勿論、金利高による価値の創造の部分があるから

結局のところのプラスマイナスゼロになると考えるのが自然ではないだろうか。専門的にはこれを金利平価と呼んでいる。

このことについて、疑問をもつ場合には

とりあえず以下の点について、調べてみるとよいと思う。

一つは、国内債と外国債の運用利益が、

長期的な統計にたてば、大きな違いはなく

金利の高い外債で運用したからといって、儲かるわけではないという事実である。

もう一つは、世界中の高金利通貨が、

為替市場で、定常的に上げて続けているかどうか(むしろ下げていることも多いはず)

この二点である。これで不足の場合は

過去の利上げ後の為替の動きの検証

こちらを確認してください。

>>過去3回のアメリカ利上げ時のドル円の動きを見てみると、上昇するどころが下落する流れのほうが強いように見えますね。

>>理論的に考えると上昇するはずなのに、実際にはいったんは下落してしまっているというのが現実なんです。

こちらの著者も理論的には上昇すると考えていたようだが、しかし、結果はむしろ下落している

 

ここまで説明してもまだ事実を受け入れがたい場合には

以下のような思考実験をお勧めする。

もしも、本当に金利の上昇が真の意味での価値創造を意味するものであれば、利上げは、その通貨自体の価値を高めるわけであるから、それは確かに通貨高をもたらすことになるといえる。

しかし、もしそうであれば

どの国もこぞって、金利を上げまくるのではないだろうか。

利上げとは、価値の湧き出す魔法なのであるから。

いやマテ、しかしそんなことをしたら、利率が高すぎて、企業がファイナンスできなくなってしまうだろうと思うかもしれない。

しかし、そんな心配はそもそも存在しない。

何故かといえば、究極の高金利社会においては

今や金利だけで、飯を食っていける程度に高金利なのであるからして、わざわざ借金してまで企業活動などという面倒なことをして、アクセク稼ぐ必要は、もはや必要ないはずである。

まさに、ユートピアの実現である。

しかし、人類の歴史2000年以上を経て

未だユートピアなどは実現していないわけであるから

結局のところ、最初の仮定である

金利の上昇が真の意味での価値創造を意味スル

が間違っていたことになりはしないだろうか。

 

最後にあえていうまでもないことだが、

誤解の無いように、補足しておくと

今回私が言いたかったことは

ここに書いたことが正しいと主張したいのではない。

たとえそう主張したところで、どんな理屈にも穴はあるものである。

反論の余地があることは百も承知である。

俺が言いたいことは

この手の記事を見た時に

アナリストや記者が書いたのだから、

正しいに違いないと鵜呑みにするのではなく

本当はそうじゃないんじゃないかと

必ず疑問を持つという「習慣」を身につけようということだ。

 

アウトシステム仮説「株式や長期金利が下げているのに、何ゆえに、ドル円だけが下がらないのか」

私の好きな格言にこんなのがあります。

「一見して

馬鹿げていないアイデアは、

見込みがない。」

特論の時に、

ストーリーの創造が大切みたいなことをお話したのですが、

課題を出すからには

自分でも何か考えてみなくてはいけないかと思いました。

ということで、

「アウトシステム仮説」

といっても、以下は予想ではありません。

単なるネタになります。

まずは、自分が反防衛隊の指揮官であるとします。

とりあえずの目標を日経平均20K割においています。

来るべき総裁選において憎らしい現政権を崖っぷちに立たせるとか

これと連動しての、日銀への嫌がらせなどいろいろな背景はあると思います。

しかし、そんなことは私にはどうでもいい。

ただ統帥本部からの命令を実行に移すだけです。

さて、ここで目障りな存在となるのが

株式下落のたびごとに出撃してくる防衛隊の存在です。

これに対するに、通常通りに闘っても

いくつか問題が残ります。

というのは、まあ、ダウと為替が両方下げたからといって

日経の下げが2倍になるというものでもないからです。

あと、米国は株本位制の国になりますので

世界のダウは切り替えしが早い

いったん落ち目になっても、必ず復活してきます。

つまり、ダウが上昇局面においても日経を叩く策が必要になる。

 

日経投資家は元来が心配性なので

ダウ、上海、為替の内、

どれか一つがダメでも、一途に下げてくれます。

悲しいことに、本心では自国の経済には自信がないので、

それでも上げることができるのは、周囲と同調して「みんな一緒の祭り」だと思えるときだけになります。

俺は正直のところ、そのタイプの人たちが好きではありません。

そこでまず、先物を操作して日経平均への攻撃は加えるものの

為替に関しては、防衛隊に加担にして円安に誘導します。

実際問題、悪材料が出て、ダウが急落でもすれば

為替が多少円安程度では、日経は落ちていきます。

結果を見れば、明らかですが、

貿易戦争のネタが表面化してから

日経は23Kから21.5K付近まですでに凋落しています。

リスクオフ材料が出てときには、外部指標に関わらず

悪材料に直接反応して株価は下げるものです。

為替については、今のところやや円安シフトですが、

多くのプレーヤーは、株価や長期金利を参照して

違和感を感じているに違いありません。

為替にもっとも連動性が高いとされる

長期金利は3.12xから2.84xまで下落しています。

その下降トレンドラインは、きわめて鮮烈です。

しかし、為替は円安傾向

これではもはや連動性があるとはいえませんね(むしろほぼ完璧な逆相関)。

しかし、相場のトレンド性に着目して、それでもドルを買い持ちしているプレーヤーが多いはず。

今の為替市場は、ファンダメンタルをベースに見た場合には、非常に浮動票が多い状況ともいえると思います。

ただ、トレンドに乗るタイプのプレーヤーは、トレンドが変われば直ちに反転してきますので

まとまった売りが出てくると、今度はこれまで無視されてきた株価や長期金利との乖離が急に意識されるようになり、手のひら返したようなパニック売りを誘発することになります。

 

私が実施すべきことは

日経平均が期近の安値を更新して

移動平均の下に入り込み

防衛隊では維持が難しい状況になるのを待って

もしくは、

ダウが底をうって、まさに反転する体勢に入ったとき

日経もそれに追随しようとする淡い希望の中で

これまでどんな悪材料が出ても、一向に沈む気配の無かった

為替を突如として円高に操作することで、

市場に強烈な一撃を加えること。

これすなわち、防衛隊を再起不能に追い込むための壮大な戦略の一環ということになります。

このアウトシステムの作動によって

ドル円105~106、日経19999±

が示現することになるでしょう。

 

上記の為替水準は、特段円高といえるものではなく

この3~4月の長期金利との対応に関してみれば正常化のプロセスともいえます。

もちろん、実際の為替は、そのほかの指標の複合的な要因に左右されるものです。どこを基準に見るかで景色は大きく変わります。

最初にいいましたが、予想ではありません。

単なるネタになります。

ただ、ストーリーを持つことにはある種の効果があります。

それは、それを持つことにより

どちらに動いた場合にでも、

安心して買えるようになることでもあり、

また、安心して売れるようになることでもあるともいえます。

戦場において、気持ちに余裕が無いとなれば

実力を発揮することもできず、

おそらく最悪ですからね。

といったところで、各位の成功を祈ります。

 

*以下、補足情報になります。

 

日経平均が急落の理由

主として、本日の日経急落についてのコメントのようだが

こんなんでいいのだろうか。

少なくとも、俺がこの記事を採点するとしたら20点くらいだと思う。

まず急落の原因はともかくとして

そもそもこの状況で、株が落ちるのが自然と思えない方がどうかしていないか

ダウは先日の下げが続いていたのに、日経だけが

なんというか、お花畑の中を散歩しているような状況が続いていたわけで・・

ダウや上海総合がどんどん下げてくる中で

日経は、防衛隊の必死の買い支えで、なんとか22Kを維持していたのである

本日、22Kを割ったのは、13:40頃のことで

これまさに、陛下の体調不良が報じられた時間であった

さすがに、それを事前に予知することは出来なかったと思うが、

昨日時点での株と為替の動きには

非常に疑問の残る部分がある

昼休み中に、不自然なほどに為替を円安に振らせて

それまで70ネガティブ付近だった日経を

一気にプラテンに持って行った

これは要注意である

先物操作は資金的には比較的容易であるが

これを実行すれば、日経のチャートに大きな窓ができる

窓は大きな売り圧力を誘発するだろう

それを知っていなかったわけじゃないだろうから

おそらくは、本日下げることは予定されたものであったといえるのではないか

今日下げるために、昨日上げた

逃げ場作りの為とも言える。

>米中貿易摩擦の問題は常に意識されているが、今週末7月6日に米中の追加関税発動を睨んで今週は神経質にならざるを得ない事情はある。ただ、「これを今のタイミングで売り材料として囃(はや)すのは合点がいく話ではない。もし、本当に深刻視しているのならここに来るまでにとっくに相場は崩れている」

だから、これまでの株価釣り上げ操作のためまったく織り込んでいなかったわけだろう。織り込んでいたというのであれば、ダウ下落に追随して、事前にもっと下げているはずではないのか。

もしも、日経が、こられの外的要因を撥ね退けられる程度に好景気だというのであれば、それは日銀が米国と同程度に利上げしているはずではないのか。

>>PER面で判断しても日本株は割安感が強く、

現状のPER13は割安でも割高でもなく、普通だろう

割安というのであれば、PER10以下とかになるだろう。

(割高というのであればPER15以上とかになるだろう)

現状を割安だと考えるのはどうだろうか。

>>日経平均の2万2000円台割れはイレギュラゾーン。売り一巡後に底入れ反転し、月内に2万3000円近辺までの戻りを想定している。

本当にそうだろうか。

本日の下げで、5/30の21931を割り込んだわけだから

姉さんの言うように、この先、21K割を想定するのが普通ではないだろうか。

しかも、ダウや上海総合のチャートを見た時に、

普通のド素人でもヤバいと思うものではないか。

※上海総合については近日中に考察したい