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うさぎ が更新を投稿 5年 6か月前
菱UFJ銀行の平井邦行上席調査役(ニューヨーク在勤)は、「為替報告書の中で日本が為替操作国に指定されたりするようなことがない限り、ドル・円がここから急落することはない」と予想。もっとも、「もともといったん115円を失敗した相場で、上にはちょっと行きづらい」とし、週内に欧州連合(EU)首脳会談を控えて英国のEU離脱問題を巡る不透明感や、米国とサウジアラビアの関係悪化など「一難去ってまた一難」という状況の中、ドル・円は動きづらいとみている。
これから円安になるのですかね?
週初めに米財務省が議会に提出する資料、それが為替政策報告書です。
特にこれまでも米中貿易戦争でもみるとおり、中国は米国の関税に関してすかさず報復関税を行い、更に作為的に中国元を誘導する動きを横目にしているので、その意味でも「中国を為替操作国」に認定する可能性があるのではないかとみています。
もし、そうなれば貿易戦争だけでなく通貨戦争になる可能性もあるので、安易な押し目買いには注意が必要です。
次に上段と同じような話になりますが、日本も米国の貿易に関しては黒字国です・・・、となると中国の次の標的は日本ではないかと思ってしまうのは当然の話です。
特にこれまでもドル円相場はドル高円安兆候が強く、このことが日米貿易不均衡の根源だとトランプ大統領はけん制してくる可能性もあります。
こういう意見もありでしょう。
問題は牽制の方法なのだが、そもそも貿易不均衡の根源が円安だとして、その円安の根源は、日銀の金融緩和だと指摘されたらどうするのかな。
金融緩和は為替目的ではないと反論。代わりに物品の方で日本は譲歩を余儀なくされる・・
結局譲歩するのはいつも日本だ