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元帥院特任教督 アマテラス・ラキの養子

「手取り14万円」でも何も終わらない

巷の噂では

勤続12年で手取りが14万円だと

日本は終わってしまう

ということらしい

 

>アラフォーの会社員です。
>主は手取り14万円です…
>都内のメーカー勤続12年で役職も付いていますが、
>この給料です…
>何も贅沢出来ない生活
>日本終わってますよね?

俺にとってはかなり謎の多い発言ではある。

というのも、この人の手取りの金額と

日本が終わるということの関係性が良くわからない。

いくつかの仮定の下に思考を進めると

国が終わるということは、国家に納める税金の金額のことを意味しているのか。

例えば、自分の手取りが想定よりも少ないとして

それは、国に納める税金も、想定以下なのだから

国家の税収も足りなくて、国家が破たんするということなのか。

そこを心配しての発言と見ることもできる。

しかし、2018年度の税収を調べてみると

「税収、最高の60兆円超 バブル期から消費税は4倍弱に」

 

ということで、特に心配する状況ではない。

もちろん、社会保障費などはかさんでいるので

日本国の会計は火の車であるのだろうが、

それについては、この人の手取り額とは直接には関係しないだろう。

つまり、この側面からみれば、

日本が終わっていることの根拠にはならない。

 

ここで

「勤続12年で手取りが14万円」

というのを、どうゆう思いで書かれたのかは

計り知れない部分があるものの

さすがに、何の努力もなしに

ただ黙って働いているだけで

どんどん給料が増えていくような状況を期待しているのだとしたら

あまりも甘すぎると思うが、

さすがにそういう意図ではないのだとは思う。

そもそも、労働に対する報酬というのは

産みだした付加価値から生じてくるものだから

同じことをずっと何年もしていたとしたら

それは、給料もずっと同じ額と考える方が自然だと俺は思う。

この点はかなり自信があるのだが

もしかしたら、違うのだろうか。

しかし、俺の論理に深刻な穴が無かったとして

万が一、この程度のことも認識できないということであれば

それは、日本の教育の問題であり

その点では、日本は終わっているのかどうかはともかく

経済というものに関する基礎教育の重要性について

再認識する必要はあると思う。

 

さて、この記事に対して

堀江貴文さんというという方が、

「「お前」がおわってんだよwww」と引用リツイートで発言し、物議を醸しているらしい。

 

「「お前」がおわってんだよwww」

というのは何とも凄まじい発言ではあるが、

俺的には、別にこの人が終わっているとも思わない。

俺的には、日本も含めて、誰も終わってはいないのである。

ここにあるような「どんな低賃金でクソみたいな仕事でも、誰かが絶対にやらなければ回らないのが今の社会」

という意見に関してだが、

では、最初に、「勤続12年で手取りが14万円」と発言した人は

仮に、手取りが14万円が低賃金であると仮定するとして

低賃金な仕事だと知りながら、社会のために自ら引き受けようとその責任感からのこの仕事を自ら選択していたのだろうか。

職業選択の自由は、この国では保証されているのだから

その意味では、この国が終わっていることにはならない。

そして、その場合には、

この人は、他の仕事を選択することもできる立場なのに

あえて、社会のために、その仕事を引き受けたのだとしたら

この人の意志によって、もっと手取りの高い職業に就くことも可能であるわけである。

その意味では、堀江貴文さんの言われる

「「お前」がおわってんだよwww」

は的外れということになる。

 

俺的には

おそらく堀江貴文さんは

世の中には、

もっと手取りも良い仕事もあるわけだから

現状に不満があるのであれば(なければ前述のように話は別として)、

スキルを付けるなり、転職するなりして

状況を改善することはいくらでもできる

というようなことを言いたかったのではないのかと思う。

それは正論だと思う。

しかし、

もしそうなのであれば、俺的には

「「お前」がおわってんだよwww」

ではなく、

「「お前」は終わっていないwww」

何故なら、お前の行動と努力によって

お前の道は大きく広がっているということを

堀江貴文さんはむしろ言いたかったのだから

ということになる。

 

結局のところ、

俺の見解としては、

日本が終わっているわけではないし

この人が終わっているわけでもない

ただ、現実問題として

日本には、たくさんの課題はあるし

この人もおそらく課題はあるのだと思う。

それはごくごく当然のことでしかない。

最後に、

この話題の関連で、いろいろなコメントをみていくにつけ

最近は、何やら、日本国内に貧乏人が増殖していて、その責任が社会にあるというようなご意見を耳にするが、俺としては、この意見には否定的である。以下に分かり易いデータを示しておく。

いまだに

高度経済成長やバブルの時代を基準にものをいう人たちがいるが

俺にすれば、

そのような時代こそ、異常だったのであり

能力がなくても、どんどんお金が増えていくことの方に

俺的にはモラルハザードを感じている。

平成から令和にかけては、むしろ、正常化の流れだと思う。

もうそろそろ、いい加減に一億総中流という幻想から

目覚める時だと思う。

 

「ダウ暴落、1ドル=65円時代が来る」と読まない理由

日ごろから評論家のダメ記事には辟易しているが、

これはいくらなんでも、おかしいだろうと言うことになる。

 

最初に断っておくが、俺自身が1ドル65円になることはないと

予測しているわけじゃない。

そういうことは、あるかもしれないし、無いかもしれない。

 

俺が、問題視しているのは

PERというのは、単に人気の基準でしかなく

株価というものを、PERで考えれることは間違っていて

PBRによって判断するべき

という著者の考えそのものである。

 

いまさら、いうまでもないが、

PERというのは企業が得られる収益のことであり

PBRというのは資産の価値である。

 

今ここに、毎年変動はあるもの

この十年くらいの間、1年間にだいたい1万ドルが湧き出してくる

金の湧き出す魔法の壺があったとする。

壺そのものの骨董品としての価値は、おそらく100ドルくらいのものである。

何故、金が湧き出してくるのかは

おそらく、この壺に住み着いている妖精達が一生懸命に働いて

稼いでいるのだろうか。

さて、あなたなら、この壺をいくらで買うか

という問題である。

 

PERで買う人は、

おそらく、この先の十年も同じくらいの金が湧き出してくると

予想できるとすれば、それは1万ドル×10で10万ドルで

この壺を買ってもいいと判断するのではないか。

なぜなら、この予想が正しければ、

この壺は、10年で元が取れるので

11年目以降は、何もしなくてもお金が入ってくるだろうからである。

別に人気投票でもなんでもない

単なる数の計算である。

これに対して

PBRでこの壺を買う人は

この壺から湧き出してくる金のことは考えずに

単純に、この壺の骨董品としての価値である100ドルが妥当価格だと考える人である。

実際にオークションに出してみれば、

結果は出るものである。

 

株価の決定にPERを考えないということは

企業収益を考慮しないと言うことだから

そもそも、株式を買うということの意味があるのかということになるだろう。

PBRだけをみて、株を買うということがあったとしたら

企業と言うものを、その企業が所持している

不動産や現金や債権でしか、その価値をみていない。

たとえば、その企業の所持する不動産が、この先値上がりするだろうなどという場合はあるかもしれないが、

より一般的な場合として

企業が、金と労働力を用いて

生み出してくる付加価値というものに

まったく目を向けないというのは、不自然すぎる行為である。

現実問題として

企業買収においては、当然のことながら

その企業の資産だけではなく、収益性も評価されるものであるからして

株式において

PERは人気投票で、指標として意味がないなどということは

俺的には有り得ない。

 

その著者の論法としては

そもそも、現在の株価がPBRで見たときに

高すぎるから、いずれは暴落して、ダウは10000ドルを割り込み

その道連れとして、65円の円高になる

ということらしいが、

インターネットの時代には、大きな資産など持たなくても

収益をもたらす事業は展開機能であるからして

まったくに時代錯誤的なストーリーにしかみえない。

 

それよりも、おそらくこの人は

現在の株価を高いと信じていて

株価が高いことが、気に入らないだけなのではないか

と俺は思う。

日本人の中には、残念なことにそのような人が多い

自分の給料が増えないことには

景気は悪いと言い続ける人たちが

俺は好きにはなれない。

俺だったら、ポストに投函される

出前のチラシが、白黒からカラーに変わった時に

ああ、世間では景気は良いのだな

と思うものだ。

その点が、この著者と俺との根本的な違いになる。

 

現在のダウのPERが20前後だから、通常のレンジであり

バブルレベルのPER=50を想定すると、

ダウが60000を超えてきたときには、さすがに50年先の収益まで飲み込んでいることになるから

筆者の論法でも頷けることになる。

ただ、今はまだその状況ではない。

そして、もしも、この先、株価が下げるとしても、

それはPERが高すぎるからなどという理由ではなく、

そもそも、その前提となっている収益そのものが得られなくなるような事態が訪れた場合と言うことになると思う。

G7がなくなる日も近いか…北朝鮮ミサイル発射巡り見解相違したわけではない

[ビアリッツ(フランス) 25日 ロイター] – トランプ米大統領と安倍晋三首相は25日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開催されているフランス南西部のビアリッツで会談、北朝鮮による一連のミサイル発射については、日米が引き続き連携して対応する方針を維持したものの、安倍首相が国連決議違反だと指摘したのに対し、トランプ大統領は米朝首脳間の合意違反ではないと述べるなど、見解の相違がみられた。

安倍首相が国連決議違反だと指摘したのに対し、

トランプ大統領は、国連決議違反ではないと述べてはいない。

トランプ大統領は米朝首脳間の合意違反ではないと述べたのに対して

安部首相は、米朝首脳間の合意違反であると指摘したわけではない。

ミスリードするべきでないのは

安部首相とトランプ大統領は、北朝鮮ミサイルに対する主張か異なっているわけではないのだ。

おそらく、トランプ大統領に、国連決議違反かと問えばイエスだろうし、また、同時に、安部首相に米朝首脳間の合意違反かと問えば、それもノーだろう。

首相と大統領の相違点は、ミサイルに関するものではなく

首相は、そもそも米朝首脳間の合意に関して当事者ではないし、2国間の約束よりも、国連決議が優越すると考えているのに対して

大統領は、2国間の約束の方が、国連決議よりも優越すると考えているのだと思う。

そう考えていくと、大統領にとってG7なんてあまり役に立たない代物でしかないのだろう

G7がなくなる日も近いのではないか。

 

 

ドル円は、防衛隊長官が復帰予定だな

先週のドル円の動きは

なんとか下げ止まったと見る向きもあるようだが、

俺の中では、

むしろ上げないように抑えていた

というべきものだと思う。

おそらくは、防衛隊関係者も夏休みはほしいところで

下請けに任せていたと思う。

彼らにしてみれば、本当はもっとやれるのあるが

おそらくは、元請との約束があるので

106前半に抑えたというところだろう。

 

ダウの動きをみれば、

結局のところ、

25,886.01+306.62

であったからには、為替的に106後半から107で引けてもなんら不自然ではなかったと思う。

ダウの日足をみれば、

なんとなくWボトムをつけるような形態ではある

この先、26200を超えてくれば

それは鮮明化して、再び27Kを目指せる形ではある。

ただし、週足的には、相当程度に不安定な形になっているので

当面は、2連殺的な流れで逃げるとするか

それに失敗して、安値更新に至る展開も視野に入れる必要はあると思う。

 

今週末に、為替が高いところで引けなかった原因として

防衛隊の密約説の他に

金の動きというものがある

金の波形は、基本的には、高値更新を示唆するものであるからして

金の上昇は、円の上昇と連動するものとすれば

ドル円を抑え込む要因ということはできるものである。

ただ、そもそもどうして金がここまで高くなったのか

については

単純にリスクオフ情勢下の安全資産シフトというものではない部分があるのだと思う。

つまり、仮想通貨との覇権争いである。

この点については

仮想通貨の上昇が、ドル円が失速する時点で、ストップしてしまっていて、その後、金価格のみが上昇する過程になったことからして、

この覇権争いは、一定程度に金が優勢であるということもできる。

いずれにしても、このような余計なファクターが絡んできているので

金価格の上昇を単純にリスクオフの指標、つまり、ドル円の反指標として見ることには、リスクが生じている。

 

来週以降の動きとしては

基本的には、姉さんも示唆している107.5x

ここをみるのが普通だと思う。

俺と同じ感覚の人は、おそらく105台での買ポジションになっていると思われるので(週末クローズしたにせよ)

現状で様子をみていても、特段のリスクはないはずだ。

ただ、

たとえ自然な感覚がそうだからと言って

それは下げないという意味ではなく、

下げたとしても、結局はそうなるということであるからして

現実問題としては

上記した金価格の高値追いやダウ週足における安定化の失敗

あるいは、

米長期金利の修復過程などの要因によって

逆に、どこかで下げた方が、その後の確実性を導くファクターも多いということができるものであろうか。

 

 

ドル円105に突入=起こる可能性のある事は、いつか実際に起こる

ドル円106割れだね。

前々から想定されていたことといえ、

先送りも限界になってきたということですか。

チャートをざっくり見たところ

俺にはこう見えるのだが、各位はどうですか。

期近のラインで見ると、105前半、

長いスパンで見ると、105割近辺ですか。

とりあえずはこのあたりまで落ちるか

あるいは、ここで踏みとどまって、先送りを可能とするか

もしも、昨年末と同様な波形であれば

週足3連続陰線ということで、

今週は106付近で留まり、来週104後半から105付近で引ける

その過程で、下ひげも、昨年末同様であれば

100円近くまで落ちることになる(単純計算だが)。

ただ、それでもこの形の場合には、

下げトレンドは終了とはいえない。

また、シュワルツシルトの憂鬱という観点からは

いずれにしても、105割を免れることはできない

ただし、時期の問題は残る。

買目線のストーリーはたてづらいが

それでも、今週106付近で留まり

来週陽線になれば、多少は芽がある。

それよりも、2018年後半に実際にあったパターンとして

今週小さくても陽線であれば、

来週、同程度の陰線になり

再来週、勝負が可能という波動にはなりえる。

 

米中経済戦争については

そもそも、米が求めていることは大したことではないとも言える

ただ、それを認めてしまうと

中国の現政権は存在できなくなってしまうので

折り合いはつかないだろう。

しかし、今のままでは、この先、不満がでてくるだろうから

結局は、あの人が予言したように、中国は二つに分裂するのだろうね。

商人の立場に立てば、今回の戦争は、営業妨害でしかない。

 

こういうときは、

いくらで切り返すかを当てようとしても

賭博のようになってしまうので、

109からの売継続以外であれば、

様子見でよいでしょ。

それよりは、明確な切返しのサインがでるのを待つのが良いと思う。

まあ、考え方は、人それぞれだが

この先、反転した場合には

107.5x、そして、108.5xに解がある。

巷では、

「起こる可能性のある事は、いつか実際に起こる」

といわれるが、あくまでも、それが起きるのは「いつか」であり

言い換えれば、無限の時間があればということでもある。