ドル円の動きが鈍い理由

このところ、ドル円の動きが鈍いね。

このところといっても、今年一年でみても、

例年に比べると変動幅はかなり小さくなっている。

ということで、

とりあえず、この件について考えてみることにする。

 

まず、一番最初に気が付く点としては

姉さんも指摘している持ち合い波動の件になると思う。

月足の持ち合い波動は、

かなりゆっくりしたペースで狭くなってきているので

その分、ドル円のレンジは限定的なものになっていると思う。

まあ、持ち合いが見え見えの時には

レンジの中で、細かく売買するか

あるいは、動きが定まってから

エントリーしようという心理的な効果も働くと思う。

 

もう一つの理由は

ファンダメンタルズにあると思うのだが。

FRBが利下げをどこまでするかはともかくして

いつの間にか、利上げがないということが

黙示の合意となってしまった点が大きい

これは基本的に、ドル安路線であり

円高方向を見ておく必要がある

一方で、ドル円相場には、リスクオン・オフという軸があるが

こちらについては

今月初頭の米中第一合意報道にあるように

基本的に、リスクオンに傾いてきているから

こちらは、円安方向になる。

ということで、

昨今のドル円の動きのなさは

米国の金利政策に基づく、円高方向と

米中合意による、円安方向が

ほどよく中和されての、ニュートラル相場になっていると

見ることができる思う。

 

2020年以降については

まずは、

先に述べた、月足の持ち合い波動がどのような決着となるかが

第一の観点になると思う。

この点については、先の記事で姉さんが指摘のとおりである。

また、ファンダメンタルズに関しては

アメリカのドル安政策に拮抗しうるだけの

リスクオン波動が継続するかどうか

というところが、第二に観点になるだろう。

具体的な目安としては、

米中の合意によるリスクオンについては

111の窓のところが、交渉決裂のリスクオフでつけた窓であるから

逆に、交渉が順調であれば、この窓を埋めることは理論的に可能であると思われる。

金利政策については

これでようやく、死にそうだった新興国が一息つけるところ

世界経済に対しては、一定の上昇効果が見込まれる

となると、いずれは再度の利上げの話がでることになるが、

逆に言えば、そうなるまでは、ドル安(ダウ上昇)が続くことになる

 

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